東京都内の病院で、2019年から活動を開始したファシリティドッグ「アビ」が、入院中の子どもたちに癒しと勇気を提供している。
ファシリティドッグは、子どもたちの治療への不安や恐怖を和らげるため、病室を訪問し、遊びや触れ合いを通じて心の支えとなる。
アビは、アメリカで育成されたラブラドール・レトリーバーで、穏やかな性格が求められ、病院内では吠えたり暴れたりすることはない。
ファシリティドッグの活動は2000年頃にアメリカで始まり、厳しい基準をクリアした犬のみが病院での活動を許可される。
日本では、現在活動しているファシリティドッグはわずか4頭で、育成には約800万円の費用がかかり、寄付によって賄われている。