PFAS初の全国調査結果公表 2割の水道でPFAS検出 2020~23年度で国の暫定目標値超も
全国の水道事業からの調査結果により、約2割の水道でPFASが検出されたことが公表された。
調査は1745の水道事業を対象に実施され、富山県を除く46都道府県の332事業でPFASが確認された。
国が定めた目標値は超えていないが、法律上の測定義務がないため、検査を行っていない事業も存在する。
2020年度から2023年度にかけて、PFASの代表的な物質であるPFHxSとPFOSが14の事業で暫定目標値を超えた。
現在、PFASの血中濃度と健康影響の関係性は明確ではなく、関連する調査研究の推進が求められている。